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第21回日本低侵襲脊椎外科学会学術集会
会長 石井 賢
(国際医療福祉大学医学部整形外科学 主任教授)
第21回日本低侵襲脊椎外科学会を2018年(平成30年)11月29日(木)、30日(金)の2日間、グランドプリンスホテル高輪 (東京都港区)で開催させて頂きます。本学会を会長として運営させて頂ける事を大変光栄に存じます。
日本低侵襲脊椎外科学会は、1999年の学会発足以来、一貫して本邦における低侵襲脊椎外科学の臨床と研究の発展に多大な貢献してきました。本邦の低侵襲脊椎外科領域は、MED やPED に代表される除圧術とMIS-TLIF やLIF に代表される最小侵襲脊椎安定術(Minimally Invasive spine Stabilization : MISt)等により、今日においては脊椎脊髄外科領域では欠かす事のできない手技に発展しています。一方、今後更なる高齢社会を迎える本邦においては、低侵襲手術の更なる進化のみでなく、従来法の低侵襲化、各種診断などの術前評価、理学療法や薬物療法を含む周術期管理等を含めた総合的な患者への負担軽減が脊椎脊髄外科医に対して社会から求められています。更に、新規テクノロジーにおいては、それらの安全・安心な導入と普及において教育システムの構築やリスクマネージメントが重要視されています。これらの医療と社会情勢を踏まえ、脊椎脊髄外科医は治療の低侵襲化を目指し、新たな時代(次世代)へ向かって前向きに挑戦する姿勢が重要と思われます。そこで、20年目の節目を迎える第21回の本学会は、「次世代への挑戦」というテーマで開催致します。
応募演題数は239演題と非常に多くのご登録を頂きました。プログラムは、2つのシンポジウム、2つのパネルディスカッション、2つのディベートセッション、JASMISS セミナーとレクチャーを含む17のセミナー、3つの教育研修講演、6つのハンズオンの教育的なセッションに加え、大会長講演、アワードセッション、主題、一般演題、ポスターで構成されています。特にセミナーと教育研修講演は、海外演者8名を含む国内外の著名な講師の先生方にご講演頂きますので、是非ともご聴講をお願い致します。Award は口演とポスターのそれぞれに設けており、口演は2日間にわたりAward セッションを、ポスターセッションは初日夕方に開催致しますので、ご投票をお願い致します。特にポスターセッションではワインとチーズを愉しみながら活発なご討議をお願い致します。本学会では、協賛企業へ感謝の意を込めて、協賛企業の会場の自由な出入りを許可し、2日目には全セッションを中断し、約30分の参加医師による展示閲覧時間を設けております。ご参加される先生方には是非とも本会の趣旨へご理解のほど、お願い申し上げます。
2017年に新たに開講された国際医療福祉大学医学部整形外科学教室が、伝統ある本学術集会を担当させて頂くことは,非常に名誉なことと感謝申し上げます。本会がご参加の皆様にとって有意義で記念になる様、準備委員会スタッフ一同、その運営に努めて参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。